会長挨拶Greeting

東海地方会開催にあたり

第3回日本アレルギー学会東海地方会
会長 白井 敏博
(静岡県立総合病院 教育研修部長兼呼吸器内科部長)

この度,第3回日本アレルギー学会東海地方会の会長を務めさせていただくことになりました。2019年第1回(堀口高彦先生)は通常開催でしたが,2021年第2回(藤澤隆夫先生)に続いて第3回の今回もweb開催に変更せざるを得ませんでした。しかしながら,総数17の一般演題のご応募をいただき無事今回の開催を迎えることができました。皆様のご支援とご協力に感謝申し上げます。

教育講演の皮膚科は中東遠総合医療センターの戸倉新樹先生,小児科は岐阜県総合医療センターの金子英雄先生,内科は姫路聖マリア病院の金廣有彦先生,共催セミナーは静岡県立大学の平井啓太先生と横浜みなと赤十字病院の中村陽一先生,防衛医科大学校の宮田純先生,福井大学の藤枝重治先生にお願いしてあります。いずれも各領域でご活躍中の先生方ですので,多くの先生方にご視聴いただければ幸いです。

私は,愛知県豊橋市出身で1986年浜松医科大学を卒業後,静岡県内の病院を経て,2005年から現在まで静岡県立総合病院に勤務しております。喘息をはじめとするアレルギー疾患との出会いは,3年間在籍した藤枝市立志太総合病院からです。藤枝市成人の喘息有症率が3%であるという報告が出たすぐ後のことで,研究意欲を大いにかきたてられました。製茶工場従事者にみられる職業性喘息,緑茶喘息の研究をはじめたのもちょうどこの頃です。当時はICSが臨床で使われ始めたばかりで喘息治療には難渋し,発作で入院する患者さんもざらでした。その後,ICS/LABAが普及するにつれ入院患者数は激減し,近年の生物学的製剤の普及により外来で喘息発作を診ることもほぼなくなりつつあります。喘息死も6000人から2020年速報値の1158人まで減少し,たぐいまれな治療の成功を35年間目の当たりにしてきました。

ご参加の先生方には活発な質疑応答をお願いし,実りある1日となることを祈念いたします。また,本会開催に向けてご尽力いただいた皆様に改めて感謝申し上げて,会長の挨拶とさせていただきます。

事務局連絡先

【本会について】

運営事務局
jsatokai3@intage.com

【事前参加登録について】

受講申込事務局
tokaiallergy2022@event-rangers.jp